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    公正証書はまだ書かない。私の事情と決めた事。

    2012/03/04 Sun

    さてさて、前回記事の続き。
    「医療の現場で彼女が家族同様に扱ってもらう事」について、
    先週末参加した『同性愛者のためのライフプランニング研究会』(以後、LP研)で教わった事を紹介します。
    今回も長文ですのでお時間おありの方はどうぞ



    この研究会、『同性パートナー生活読本』の著者、
    ↑この本、タイトルには“パートナー”と入ってますが、現在シングルの方も、パートナーと同居をしてない方も非常にためになる本です。
    オープンリーゲイの永易さんが一昨年から月イチで開催されてるのですが、
    2月のテーマは「ゲイのエンディング時期は書面づくりがポイント」。


    医療の場でパートナーに説明同席させたい
    自分の老後の財産管理をパートナー・信頼する人に頼みたい
    死後に財産をパートナー・友人に遺したい
    その他(献体・臓器提供したい、葬儀やお墓はこうして欲しい、など)



    こんなシチュエーションに備えた書面にはどんなものがあるか、という内容。
    (2)は任意後見契約、(3)は遺言、(4)はドナーカードや遺言が紹介されましたが、
    気になるのは(1)のケース。



    実は今回の参加以前「同性愛者が大病した時」というテーマの回で、
    私が夜間救急のお世話になった時の事をLP研のフリートークタイムにお話させていただいてたんです。
    その時、緊急時連絡先カードを作ってパートナーの名前・電話番号を記載し、
    免許証や保険証と一緒に財布などに入れておく・・などの方法を教えてもらいました。

    カードは決まった書式があるわけでなく、
    (続柄、友人とか同性パートナーと書く必要はナシ)
    とにかく救急隊員に「緊急時の連絡先はココ!」と伝わればOK
    カードを作るのが面倒ならパートナーの名刺に
    「病院搬送など私がもしもの時、まずこの人に連絡をしてください」
    とメモをして持っておくだけでも。
    とにかく救急隊員が身元確認をする時に探す場所、見つけやすい場所に入れておくこと。

    これでパートナーがもしもの時、自分に連絡がまったく来ず、
    「何時になっても帰ってこない、携帯も出ない。おかしいなぁ・・
    といった事を防げる可能性が高まります。



    で、今回の会ではさらに掘り下げて何か書面として用意できるものはないか、というお話。
    一つの案として、こういったものはどうだろうかという文例を用意して下さってました。
    永易さんにここに紹介する事は了解いただいてますが、文例まるごと転載ははばかられるので概要だけ。


    『医療における私の意思表示書』(仮案)

    ・私を看護し、医療説明に同席する権限を○○(パートナー)に与えます。
    ・私が正常な判断を行えない場合、○○にインフォームドコンセントを行い、その判断を最大限尊重して下さい。(家族と同等に扱って下さい)
    ・不治の状態で死期が近い場合、延命措置を希望しません。
    ・ただその場合苦痛を和らげる緩和医療は最大限して欲しい、死期が早まっても構いません。
    ・数か月以上に渡り植物状態に陥った時は生命維持措置をやめて下さい。
    ・生命維持措置とりやめに判断が必要な場合、○○の判断を最大限に尊重して下さい。

    ※なにかあった時に主治医・病院を訴えない旨の事を内容に加えたり、家族・親族に「パートナーを尊重してあげてね」と事前に理解しておいてもらう事も重要。



    そこで、現状でそういった書面があるのかという話ですが、
    日本公証人連合会のホームページ『尊厳死宣言公正証書』というものの記載があります。
    ホームページに例文があるので興味がある方は見てみて下さい。
    「私は尊厳死を望んでいます、家族にも了承を得ています、なので医療に関わる皆さんは私の意思を尊重して下さい、それによって起こった事のすべての責任は私にあり、警察検察の方は犯罪捜査や訴追の対象とされないようお願いします」
    内容はこんなカンジ。


    『医療における私の意思表示書』『尊厳死宣言公正証書』に準ずるものになると思いますが、
    まだ実際に法の専門家に頼んで作ってみてはいないので仮案です、と永易さんはおっしゃってました。
    でも、自筆で書いて判を押しておけば私文書としてカタチに残り、
    交渉役場で公正証書にするなら、尊厳死宣言公正証書と同じく事実実験公正証書か私文書認証(?)のカタチで書面にできると思われます。
    モチロン、内容は公証人に実際に相談してみないとですけどね

    公証人にもいろんな方がいらして、
    以前永易さんが「同性パートナーの遺言書を作りたい」と問い合わせたら
    「公序良俗(!?)に反する文書は作れない」と言った方もいらっしゃったそうです
    (その後別の公証役場で無事遺言書作成できたそうです)
    ヘェ~、私達って公序良俗に反するんですかネ?というツッコミはここではしませんが、
    公証人に理解してもらうというステップは一つあるのかもしれません。

    しかし『医療における私の意思表示書』の場合は、
    同性パートナーである事をカムする必要はないかもしれません。
    たとえば将来、親が死んで兄弟は遠く離れて、身近で信頼できるのはこの人しかいません、とか。
    (あ、でもそのシチュエーションなら養子縁組ができちゃうかも)
    でも今の時点で、たとえ遠方でも家族・親族がいるのなら、
    なぜそれを差し置いてこの人に権限を与えようとするのか、それは聞かれるんじゃないかしら。

    公正証書を作るのは必ず行政書士さんにお願いしなくても良いのですが、
    ここのわずらわしさを払拭したいと思えばLGBTに理解ある書士さんに相談して間に入ってもらうのもいいかもしれません。
    公証役場は電話相談をしてくれる所もあるそうですから、まず問合せ、
    もし断られても公証役場は一か所だけではありませんから。



    そしてこの書面の有効度についてですが、
    『尊厳死宣言公正証書』については日本公証人連合会のホームページに、
    本人の意思を表明し伝えるものではあるけど「必ず尊厳死が実現するとは限りません」との記載があります。
    まだまだ尊厳死も賛否両論あり、
    本人意思を絶対的に尊重するという法律ができるまではそう記載せざるを得ないんでしょうね。
    『医療における私の意思表示書』も絶対的な行使力があるとは言えません。
    現場の医療スタッフの判断に委ねられます。
    そこは同性パートナー契約と同じだし、
    それであれば同性パートナー契約に医療に関する内容を盛り込んでもいいのかもしれません。
    ただ、医療スタッフに提示して見てもらう際に、
    同性愛者のパートナーシップというもの丸ごとの理解を求めるより、
    タイトルからしてわかりやすく伝わりやすいかも・・・と思ったりしています。



    「なんだァ~、じゃあ完全無欠な手段じゃないんじゃん
    と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
    私も散々調べた挙句にそう思って、ちょっと落ち込んで、
    それで徒然のトコに書いたようにモヤモヤしちゃってたワケなんですが、
    遺言や任意後見契約や養子縁組だって詐欺犯罪を疑われて家族・親族の異議申立て→裁判になり、
    スンナリいかないケースもなきにしもあらずだし、
    (保険金詐欺とかね。だってそれらの手段を行使する事は、考え方によっては他の家族・親族を差し置いて全財産を受け取ったり管理したりする権利を得るってコトです。)
    自筆証書遺言だと検認を関係者が出席拒否すればいつまでたっても遺言は執行されないし、
    ドナーカードだって家族の中に一人でも反対者がいるとダメなのです。

    それでも書面にできるのであれば、
    なんにも証明する手段もない丸腰の状態で
    「私はこの人のパートナーなんです
    と叫ぶより幾分効果がある、
    私が自分の意思を何らかのカタチで遺す事で、
    パートナーの言葉が「その人一人が勝手に言ってる嘘かホントかわからない事」ではなくなる。
    これこそ「今、できる事」の一つなんではないかと思います。



    もちろん、今できる事は書面を書くことだけじゃありません。
    私のモヤモヤの主成分でもあった「親(家族)へのカミングアウト」。
    LP研の中で永易さんもその重要性を何度も口にされてました。
    そもそも『医療における私の意思表示書』は内容の性質上、
    家族・親族の承諾がないと書面を作る事自体に難色を示されるかもしれません。
    (訴訟に発展する可能性が高いもの、家族・親族の立場を尊重しない=公序良俗に反すると思えば、自分が公証人であっても断るのではないでしょうか)
    遺言にしろなんにしろ、そこに記した自分の意思を尊重し実行してもらうために、
    家族・親族など関わる可能性がある人達に理解を求め、お願いをしておく、
    というのは非常に大事な事である、と。
    書いたらハイ終わり、ではない。
    それは私達LGBTでなくても、誰もみな同じ。



    カミングアウトしなくては今の幸せがいつか足元から崩れおちるのではないか。
    ずっと避けていたのに、
    親が死ぬまで黙っておこうと思っていたのに、
    どうしてもどうやってもこのしがらみから逃げられないのか・・・


    そう思って苦しい辛いと考えていたけれど、
    逆の立場、親の立場で考えてみれば、
    何か一大事が起こった時に「そんなの初耳だよ!」という事を聞かされ、
    今までの親子関係はなんだったのか本人にはもう聞くこともできず、
    自分達を責めたり悩んだりする場合だってあるかもしれない。
    本来持っている財産を相続したり葬儀をあげたりする権利を
    見ず知らずのヒョッコリ現れた誰かに取られたりする。
    (あくまで親側の視点で表現するとパートナーは極悪人にもなり得るのですよね。自分と家族との関わり方によっては。)
    そんな家族・親族を、法律が守らないワケはないのですよね。
    完全に、勝手に、自分の思うようにはできないのも当然で仕方ないコト。



    なんだかそう考えたら、
    自分がカムしないでやろうと思っていた事が、
    なんだかとってもヒドイ事のように思えてきました。
    ん~~~~あくまで、私個人はそう思った、という事なんですが。
    そう思い切れたら、
    なにがなんでもなんとかする方法を探し出してやろうという気持ちは消えて、
    「今、パートナーのためにできる事」の答えがおのずと出た気がします。
    モヤモヤの雲も少し晴れたかな・・・?







    そして、最後に。

    私の書き方、言葉遣いや表現法に、違和感や不快感を感じた方がいらしたらごめんなさい。
    ここでお詫び申し上げます。
    決して、書面を作る事は無意味だと言っている訳でも、
    カミングアウトはするべきだと言っているのでもありません。
    私自身、カミングアウトは保留。するかしないかも決めていません。
    でもいつか実際に書面を作ろうと思う時が来たら、まず先にカミングアウトする事を考えようと思っています。
    受け入れてもらえるかどうかは別として、私個人は・・という一つの結論です。
    そしてこれまで書いてきたいくつかの方法は、
    「家族からパートナーを守る方法」ではないかもしれないけれど、
    「(同性婚という概念がまだない日本の)社会からパートナーを守る方法」
    には大いになり得ると思います。


    もんっっっのすごい長文なワリに伝えたかった事がちゃんと伝わるかどうかわかりませんが、
    こんな長文を読んでくださった方に何か、
    うまく言えませんが、読んで少しは役に立ったかも?と思ってもらえたらと想って書きました
    「もっとこういう風に表現した方がいいんじゃ?」「ココ、違いますよ?」
    なんてご意見ご指導ご鞭撻おありでしたらぜひぜひお願いいたします。
    これからも色んな方のお知恵をお借りして、情報交換したり広めたりできればと思っています。


    それから。
    先週のLP研でお聞きしたのですが、永易至文さんが近々次の本を出されるそうです。
    私達LGBTが書く場合の遺言書の文例なども載るんじゃないかしら?
    (遺言の文例なんてイマドキ書店で売ってる本にもネット上にも溢れてると思うけど、LGBTバージョンはなかなかないですよね)
    また改めて告知はあるでしょうけど今からちょっと楽しみです



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    私は病院の人に 他人だとは言わず 親類ですとか 妹ですとか 姉ですと 言います 疑われたり 証明書確認されたりしませんよ

    私も彼女と一緒に住んで6年になります うちの両親も 彼女の両親も 一緒に住んでる事は知ってます

    どうゆう仲なのかと言う事より 誰かと住んでる事は 知らせておくべきかとは 思います カムアウトとか同性愛者だとかを 理解してもらおうとしても 無理な場合もあるでしょう ただ 一緒に住んでる人がいる事だけは 伝えておかなければ 万が一の時 彼女が あなたの両親に連絡も しにくいかと

    全てを一時に解決や 理解してもらおうとせず 少しづつで いいんじゃないですか

    あなたの頑なさが お母さんの頑なさへと連鎖してるのかも

    理解できなくても 伝えておくのと 寝耳に水なのとは 違うと思いますよ

    Re: タイトルなし

    チャン可愛さん、コメントありがとうございます!
    本当におっしゃる通りです。
    頑なのスパイラルにおちいってます。
    物心ついた時にはすでに母親は話しかけがたい人で、どう接するのが普通なのかすらわからない状態ですが、
    少しずつでもなんとか道を探して行きたいと思います。

    医療機関では確かに「姉です」と言っても身分証明書の提示は求められませんよね。
    彼女がもしもの時には私はそう言おうと思ってます。
    彼女のご両親は私の事を知ってるのでそんな些細な嘘は問題ありません。
    ただ、私がもしもの時で、
    大事に至って親も呼んで下さいとなったらと思うと、彼女にはそう言わせられないのですよね・・

    悩ましいですが、それもこれも私が親との関係を変えていけばいいのですし、
    なんとか向き合って行きたいと思いますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

    親子関係も 色々で すんなりいかない事も おありでしょう
    私は今年49才になり ずーっと独身できました いまだに母は 結婚を密かに望んでいますが こればかりは ご縁ですからと 濁しています 私も両親には カムアウト的な話しはしません が私のしている事をみてれば 察しがつくのではないでしょうか
    あえて 全てを 洗いざらい話すと あなたは 気持ちも楽になるでしょうが ご両親にしてみれば 薄々は気付いてはいても あなたの言葉で しっかりと認識させられるのは 辛い事だとも思います

    それとなく 彼女の存在があなたの人生において 必要不可欠なのだと やんわりと わかってもらえるようにしていってはと

    ご自分の近況など 話されて 話しの中に 彼女の話しも 盛り込んで いつも 何をするにも 彼女と一緒なんだなあと 聞く相手にわかるように していったり てのも 一つの方法かなと

    私とは 違い 真面目に将来の事など お考えになられていらっしゃる ご様子ですので あえて 書き込みました

    あなたと彼女が 一緒に暮らし パートナーとして 二人が幸せなら 親の了解や 世間の偏見や 無理解は あって 当たり前 しかたない事もある ただ 自分は彼女と人生を共に行こう と している

    それだけで いいですよ

    お母さんの事 彼女さんは ちゃんと 理解してくれているでしょ

    頭でっかちに 考え過ぎないように して下さいね

    とても お節介な 内容で すみませんでした

    Re: タイトルなし

    再びコメントありがとうございます♪

    何も知らない父親は2年くらい前にチラッと
    「結婚しないのか~?孫がいないのは寂しいけど相手がいないなら・・なぁ」
    以前カムした母親は私が30過ぎる前から結婚について何も言わなくなりました。
    それについて深く考えた事がなかったのですが、
    本当はわかっていて、
    でもその話題に触れるのが母も怖いんじゃないか・・と最近になって思います。

    > それとなく 彼女の存在があなたの人生において 必要不可欠なのだと やんわりと わかってもらえるようにしていってはと
    > ご自分の近況など 話されて 話しの中に 彼女の話しも 盛り込んで いつも 何をするにも 彼女と一緒なんだなあと 聞く相手にわかるように していったり てのも 一つの方法かなと

    そうですね!
    震災の直後にTELでケンカして以来メールもTELもあまりしていませんでした。
    今まで、たとえば旅行に行っても誰と行ったかは言わなくて(もちろん彼女とですが)、
    いつのまにかもうずっと、旅行に行った事すら言わなくなっていて。
    ただ元気にしてるかどうかだけをお互いたまに確認し合って、
    たまに「仕事はどう?」くらい。
    どうやって暮らしているのか今何を考えているのかを言わなくなって10年以上経ちましたが、
    そこから変えていけますね、少しずつでも・・・。

    > お母さんの事 彼女さんは ちゃんと 理解してくれているでしょ

    はい。
    いつも話を聞いてくれます。
    彼女にも、両親にも、自分にとっても良いカタチに近づけるように、
    できることから少しずつしていきたいと思います(*^_^*)

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